統合医療概念の確立もこれからの課題ですが、ただ単に近代西洋医学と補完、代替医療等を統合した医療ではなく、それに加えて、新たな医療カウンセリングを加えて統合医療としてはどうであろうか。ここでの医療カウンセリングは心理カウンセリングのみならず疾病の原因となる患者の性格、もの見方、考え方等の改善を行うカウンセリングを刺している。従来のカウンセリングは心理カウンセリングで、精神疾患、発達障害等の対処としておこなわれているものであるが、それに加えて発展させて治療の本質にまで及ぶカウンセリングである。
現代医学は、分子生物学を土台としたすなわち物理学を土台とした医学に準拠した治療であり、手術、投薬、放射線等で治療等を行う広い意味での物理応用療法が主流である。それに対して新たな、これからの医療は従来の医療手法に加えて補完、代替医療にさらに医療カウンセリングを加えた統合医療によるべきと考える。現代医学の物理応用医学の葉にを超えた新たな医療の姿が求められてきているように思うのである。
一役員の意見より!